美食の国であるフランスの料理は、本国フランスのみならず、世界中で愛されていますよね。
日本にも多くのフレンチレストランがあり、厨房ではフランス語が飛び交うこともあります。また、フランス語を学習中の方の中には、フランスへ料理やお菓子作りの修行に行く方も多いのではないでしょうか。
フランスでの料理修行を控えている方は、料理に使えるフランス語はぜひ事前に覚えておきたいですよね。また、語学留学を予定している方やグルメ好きの方にとっても、料理に使えるフランス語を学んでおけばレストランのメニューを理解できるので日常生活にも役立ちます。
そこで今回は、料理に関係したフランス語が学べるおすすめの本を紹介します。
ぜひフランス語学習に役立ててみてください。
目次
料理に関係したフランス語が学べる本【5選】
それでは、料理に関係したフランス語が学べる本を紹介します。
1つずつチェックしてみましょう。
- スグに役立つ料理のフランス語
- 仏和・和仏料理フランス語辞典
- 新フランス料理用語辞典
- 新・現場からの調理フランス語
- La Crème 基礎からの製菓フランス語
1.スグに役立つ料理のフランス語
「スグに役立つ料理のフランス語」は、料理に使えるフランス語を学ぶことに興味がある全ての人に向けて書かれた本です。
この本では、一人の青年がフランスへ料理修行に行く物語を通して、フランス料理や食材の名前だけでなく、調理法や調理道具に関するフランス語も学ぶことができます。
さらに、マナーや食習慣などについても書かれているので、フランスで料理を学ぶ予定の方はもちろん、フランスの食習慣全般に興味がある方も、物語を楽しみながらフランス語を自然と学んでいくことが可能です。
フランス語だけでなく、日本人にはなかなか馴染みのないフレンチのマナーも学べるのはうれしいですよね。
物語を読みながら、料理に関するフランス語を身につけたい方は「スグに役立つ料理のフランス語」で実用的なフランス語を学んでみましょう。
2.仏和・和仏料理フランス語辞典
「仏和・和仏料理フランス語辞典」は、料理用語を中心としたフランス語辞典です。
料理名や食材、調理器具に関するフランス語はもちろん、厨房で使われる俗語なども掲載されています。さらに、フランス料理には欠かせないワインとチーズに関するフランス語も網羅しているので、かゆい所に手が届く本です。
また、料理用語のみならず基本的な日常表現も掲載されているため、フランスへ料理修行に行く方にとって、生活及び料理の勉強両方で役立つ一冊といえます。日常表現も料理用語も学びたいフランス語初心者の方にはぴったりでしょう。
さらに、フランスでグルメを楽しみたい方にとってもこの本があれば、よりスムーズに料理を注文することができますよね。日本ではあまり目にすることのない種類のワインやチーズがレストランのメニューに載っていても、この本があれば安心です。
厨房や日常生活でわからないフランス語表現に出会った際に、「仏和・和仏料理フランス語辞典」を使って手軽に意味を調べることができます。気になる方は、ぜひ目を通してみてくださいね。
3.新フランス料理用語辞典
「新フランス料理用語辞典」は、日仏料理協会によるフランス語の料理用語を9,000語収録した辞典です。
食材やワイン、チーズに関する用語に加え、スパイスやケーキに関するフランス語も多数掲載されているため、パティシエの方にもおすすめ。
普通の和仏辞書には載っていないような料理の専門用語も多く収録されているので、フランス語のレシピを読む際にとても役立ちます。レシピを正確に読めることは、料理修行やパティシエ修行の方にとって最も重要なスキルの1つといえますよね。
また、フランス語の料理用語だけでなく、料理名の由来も知ることができるので、フランス料理についてより詳しく知りたい方にもおすすめの本です。
フランス料理用語に関する知識を深めたい方や、フランスでお菓子作りを学ぶパティシエの方、フランス語で書かれたレシピを読んでみたい方は、「新フランス料理用語辞典」を活用してみましょう。
4.新・現場からの調理フランス語
「新・現場からの調理フランス語」は、調理現場で実際に使用されることが多い実用的なフランス語をまとめた本です。その評判の高さから、多くの調理専門学校で利用されています。
著者の塩川由美氏、藤原知子氏は、共に調理専門学校でフランス語の教授経験があるため、学習者の視点に立った実際の現場で役立つフランス語がこの本一冊にまとめられています。
この本では、料理に関するフランス語の知識を身につけながら、フランス語の基本的な文法や単語を学ぶことができます。また、フランスの食材などに関する興味深いコラムも掲載されているので、飽きずに学習を継続できるのも魅力的です。
イラストも使用されているので、わかりやすく、気軽にフランス語を学ぶことができます。
実際に厨房で働くために実用的なフランス語を学びたい方や、メニューやレシピの読み方を詳しく学びたい方、料理を通してフランス語の基礎を勉強してみたい方は、ぜひ「新・現場からの調理フランス語」を一読してみましょう。
5.La Crème 基礎からの製菓フランス語
「La Crème 基礎からの製菓フランス語」は、基礎レベルから製菓レシピを読めるレベルまでのフランス語を学習できる本です。
普通の和仏辞書では見かけないような、製菓に関するフランス語が数多くまとめられているので、フランス語の製菓レシピを読み解くのに役立ちます。
さらに、あいさつや道の訪ね方など、日常生活に役立つ基礎的なフランス語表現も収録されているので、フランス語をゼロから学ぶことが可能です。
日常フランス語と製菓フランス語が、同時に学べるのは魅力的ですよね。
フランスへ製菓修行へ行くパティシエの方は、ぜひ読んでおきたい一冊。また、お菓子作りが趣味の方も、この本を通して楽しくフランス語が学べるのでおすすめです。
まとめ:料理用語を学べる本を活用して、楽しくフランス語を学習しよう!
この記事では、料理に関連するフランス語が学べる本をいくつか紹介しました。
フランス語のレシピを読み解こうとしても、普通の辞書には載っていない表現や単語が使用されていて、苦労することも多いのではないでしょうか。
意味をネットで検索してみても、複数の訳が出てきてしまい、一体どの訳が適切なのかわからない、なんてこともありますよね。そんな時は、やはり料理用語の専門書が役立ちます。
今回紹介した本は、フランス語の料理用語を専門的に取り扱ったものばかりなので、ぜひ一読してみてくださいね。
フランスに料理修行へ行く予定の方、お菓子作りを学びに行く予定の方は、今回紹介した本を活用して、事前にフランス語の料理用語を学んでおきましょう。
また、プロの料理人以外でも、料理やグルメが趣味の方は、料理がトピックの本を活用すれば楽しくフランス語を学習することができます。フランス料理レストランで、フランス語のメニューが理解できるようになったら達成感もありますよね。ぜひ試してみてください!
その他、French Withではオンラインで学べるフランス語レッスンに関する記事も用意しています。料理の本で学んだ知識をオンラインレッスンでアウトプットすれば、効率的な学習が可能です!ぜひ以下の記事もチェックしてみましょう。