この記事では、フランス語の読解力を高めたい方におすすめの教材を紹介します。
フランス語学習を進めていく上で、苦戦しがちなのが読解問題。
実際、単語さえ覚えたら解ける問題は少なく、フランス語の文法をきちんと理解しているかなど、総合的な語学力が求められる問題が多いです。
今回は、フランス語の文法や表現を学びつつ、読解力を身につけたいという方向けに、French With編集部おすすめの教材を紹介します。さらに、読解学習に最適な学習方法もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
フランス語の読解力を高めるおすすめの教材まとめ【5選】
早速、フランス語の読解力を高めるおすすめの教材をご紹介します。
気になる教材があれば、ぜひリンク先でより詳しい情報を確認してみてくださいね!
- フランス語で読む八十日間世界一周
- ル・モンドで学ぶ時事フランス語
- Alter ego +3
- journal en francais facile
- 「星の王子さま」で学ぶフランス語文法
1.フランス語で読む八十日間世界一周
推奨レベル:フランス語中級者
「フランス語で読む八十日間世界一周」は、フランス出身の作家であるヴェルヌ=ジュールの作品を読みながら、フランス語学習を進められる教材です。
この教材を使って1日10分程のシャドーイングをすることで、読解能力と同時にリスニング力を高めることができます。スキマ時間で効率よく学習を進めたい方におすすめ。
また、イラストが使用されていて、気軽に楽しく学習を進められるのもポイントです。イラストを楽しみながら、自分のペースで読み進めることができます。
登場する文法は、できるだけ原文に近い表現が使われています。教材としても十分活用できますが、物語としても読み応えがあるので、楽しく読み進めたいという方におすすめです。さらにCDには、作品に出てくるフランス語と日本語訳が収録されているので、解説とあわせて発音を学べるのもうれしいですよね。
フランス文学に触れつつ、楽しく継続的に学習を進めたい方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
2.ル・モンドで学ぶ時事フランス語
推奨レベル:フランス語中級~上級者
「ル・モンドで学ぶ時事フランス語」はフランスを代表する新聞社「Le Monde (ル・モンド)」の記事をまとめた教材です。フランスの政治や経済、さらには文化など、幅広いジャンルの文章が掲載されているので、読解学習におすすめ。比較的短めの文章が多く、リアルタイムで必要な時事用語が学べるのもポイントです。
実践的なコミニュケーションに活用できる単語や表現が豊富なので、ある程度基礎が理解できている中級者から上級者向けといえるでしょう。
さらに巻末資料と索引付きなので、新聞や雑誌、テレビやSNSでも頻繁に使用される単語も学ぶことができます。
特に若者に流行っているSNSのスラングは、ネイティブ以外には分かりづらい表現が多々あります。記事を読みながら、リアルタイムでフランスで流行っている言葉を学べるのも魅力的ですよね。
フランスの時事問題に触れながら読解力を高めたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.Alter ego +3
推奨レベル:フランス語上級者
「Alter ego +3」は、主に日常生活で使用されるフランス語をまとめた教材です。
すべての文章がフランス語なので、ある程度フランス語の文法が理解できる中級者から上級者の方におすすめ。解説もフランス語なので、問題を一問理解するだけで読解力が身に付きます。オールフランス語で学習を進めたい方にピッタリの教材です。
読解だけでなく、文法やリスニング問題、作文も含まれているので幅広く学習を進められるのもポイントです。
また、テキストがレベル別に分かれているのも、この教材の特徴。自分の学習レベルに合った問題を選べるのはうれしいですよね。
基本的なフランス語がすでに読解できて、さらに応用力を身につけたい方は、ぜひ「Alter ego +3」を試してみてはいかがでしょうか。
4.Journal en francais facile
推奨レベル:フランス語中級者
「Journal en francais facile」は、フランス語のネットラジオです。約10分ほどのニュースを公式サイトからいつでも聞くことができ、スクリプトも掲載されているのでニュースの読解にも活用できます。
フランスをはじめとする世界中の時事問題を取り上げており、複雑な単語も多くないので、毎日少しずつ学習を進めたい方にはピッタリの教材。
練習問題と簡単なクイズもサイトに用意されているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
公式サイト:Journal en francais facile
5.「星の王子さま」で学ぶフランス語文法
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推奨レベル:フランス語初級~中級者
「星の王子さまで学ぶフランス語文法」はサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」を通して、名詞や接続法、話法などフランス語の文法を学習できる教材です。
作品に登場するフランス語は現代でも使われる表現や単語だけではなく、古典的な珍しい表現も登場します。フランス語初級者だけでなく、さらにフランス語の読解力を身につけていきたい方に中級者の方にも最適の教材といえるでしょう。
また、実際に作品で使われている原文を使用した丁寧な解説もポイント。基本的な単語や文法だけではなく、フランス独特の文学的な表現も一緒に学ぶことができます。
フランスの文学作品に触れながら、読解力を高めたい方におすすめの教材です!
フランス語の読解力を高める教材の活用方法
フランス語の読解学習において、特に大切なのが教材の活用方法です。
ご自身に合った教材を選び、学習を進めることで、さらに効率よく読解力を鍛えることができます。
ここでは、編集部がおすすめする読解力を高める教材の活用法をまとめました!フランス語の読解学習を重点的に進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
- ノートに文章を書き写して復習できるようにする
- 自身の学習レベルにあった文章を読解する
- 実際に文章を声に出して読んでみる
1.ノートに文章を書き写して復習できるようにする
文章でわからない単語や文法があったら、ノートに書き写して後から見直してみましょう。
わからない単語や文法、動詞を自分で調べることで、フランス語が定着しやすくなります。一回だけの学習に留まらず、継続的に学習を続けると効果を感じられるようになるはずです。
一度にたくさんの教材に手をつけるのではなく、教材を1冊ずつ書き写したり復習したりすることで、フランス語の構造が理解できるようになり、さらに総合的な語学力向上につながるでしょう。
1冊の教材を最後までしっかりやり切りたい!という方におすすめの学習方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
2.自身の学習レベルにあった文章を読解する
特にフランス語を学び始めたばかりの初級者の方は、自分のレベルに合った文章を読解することが大切です。
まずは、フランス語の決まった言い回しや、簡単な文法に慣れることから始めましょう。簡単すぎず、難しすぎない文章を選ぶことで、無理なく読解学習を継続することができます。
自分のレベルを考えずに難しいジャンルを読解の教材として選んでしまうと、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
たとえば、フランス文学の小説は、心情や風景描写を表すための抽象的な単語、比喩など複雑な表現が使われることが多く、初めのうちは避けた方が無難。フランス語中級〜上級者向けと言えます。
初めはやさしい文章の読解からスタートして、徐々に複雑な文章の読解にチャレンジしてみてくださいね!
フランス語の読解に少しずつ慣れていくことで、効率良く自然に学ぶことができます。
3.実際に文章を声に出して読んでみる
音読は、総合的な語学力を上げるための学習方法として知られています。実際に自分が声を出して文章を読むことで、文法の意味や文章のつながりが見えることがあるので、読解力を伸ばすための学習にはぴったりの方法です。
フランス語の文法や意味を理解し、文章を声に出して言えるようになれば、読解力だけではなくリスニング力や会話力を鍛えることができます。
読解力と一緒にリスニング力も鍛えられるのは、うれしいですよね。
効率良くフランス語の学習を進めたい方は、ぜひ一度お試しください!
最後に:フランス語の読解力は教材を使って高めよう!
今回は、フランス語の読解力を高めるおすすめの教材や活用方法をまとめて紹介しました。
基本的なフランス語の単語や文法をきちんと理解し、読解力を身につけることで、総合的な語学力向上にもつながります。
上記の解説を参考に、ぜひご自身にピッタリの読解力が鍛えられる教材を見つけてみてください。
また、興味のある教材がある場合は購入サイトのレビューを比較してみるのもおすすめです。
その他のFrench Withの記事では、オンラインで学べるフランス語レッスンに関する記事も用意しています。
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