フランス語教室探しをする際に通学するかオンライン受講するスクールかで迷われている方も多いのではないでしょうか。
さらに現代は新型コロナウイルスの影響もあり、対面型授業をZoomでのオンライン授業に変更しているスクールも数多くあります。
テレワークが推奨され、おうち時間が多い今は、語学を学ぶにはうってつけの期間です。
今回は通学型とオンライン型の特徴やメリット・デメリットをFrench With編集部が調査したので、自分に合った学習の形を見つけ、新たな一歩を踏み出しましょう!
目次
フランス語教室の通学型・オンライン型のメリットを比較
まずは、通学とオンラインのそれぞれ特徴を表にまとめてみました。
- レッスンとカリキュラムが決まっている
- モチベーションが維持しやすい
- 語学仲間に出会える
- 通学する必要がない
- オリジナルカリキュラムが組める
- 自由に発音練習ができる
それぞれメリットが異なるので順に見ていきましょう。
通学受講するメリット
①レッスンとカリキュラムが決まっている
レッスン内容と学習ペースはスクールが決めているため、一つずつレッスンを受講していくことで、着実にレベルアップを目指すことができます。
そのため、生活スケジュールが立てやすくペースメーカーのような存在になってくれます。
「この時間から勉強!」と意欲にもメリハリがつき、継続しやすいです。
②モチベーションが維持しやすい
語学において最も重要なのが継続力とモチベーションです。
フランス語教室でグループレッスンを受講する際の人数は、5名~10名で、同じレベルの仲間に出会えます。
通学はあくまで勉強を始めるスタート地点に過ぎません。
クラスメイトと談笑したり時にはテストの点数で競い合ったり、最初はやる気が無くても、徐々に切磋琢磨できる貴重な存在になるのです。
偶然の出会いが、一生を共にする盟友や戦友になってくれることも珍しくはありません。
③語学仲間に出会える
語学に限らず、勉強においてライバルは財産です。
「あの人が頑張っているなら、自分も!」と学習意欲をより高めてくれる貴重な存在です。
フランス語教室によっては、季節行事やイベントを開催しているので、自然と勉強に打ち込める環境が整っています。
オンライン受講のメリット
①通学する必要がない
オンラインレッスンの場合、自宅で完結するため、移動時間や交通費を大幅に削減できます。
インターネット環境さえあれば、受講できるため利便性という意味では通学よりメリットがありますよね。
スクールに訪れる時間を自習時間に当てることもできるので、学習時間の効率化という意味でもオンラインの特徴が挙げられます。
②オリジナルカリキュラムが組める
オンライン授業の多くは1回完結型のマンツーマンです。
講師を1人占めして好きなだけ疑問点を質問できるので、自分の弱点や伸ばしたい箇所を重点的に学習することが出来ます。
「昨日は文法をやったから、今日はリスニングをやろう」といったように、その日の気分によってカスタマイズできるので、自分だけの学習プランが立てられます。
③自由に発音練習ができる
フランス語は発音が難しい言語なので、ビジネス会話レベルまでは相当の練習が必要です。
「間違えたらどうしよう、聞いてもらうのが恥ずかしい」などの不安がある方もいるでしょう。
しかし、オンラインではマンツーマンで見ている人は講師以外いないので、存分に発音練習が可能です。
たとえ間違っても画面上の講師が具体的に指摘してくれるので、安心して会話練習ができます。
フランス語教室の通学型・オンライン型のデメリットを比較
メリットの分をまとめてきましたが、デメリットの部分も見ていきましょう。
- 交通費や移動時間がかかる
- 急な予定変更ができない
- 発言できる機会が少ない
- 強制力が弱く自己管理が必要
- ”受けっぱなし”になりがち
- 継続しにくい
通学受講のデメリット
①授業以外の経費がかかる
自宅から近い教室でも、少しの移動時間や交通費で意欲が削がれる原因になります。
毎週定時のバスや電車に乗っていると、後に通学するだけでストレスになってしまうこともあるでしょう。
そのため、通いやすいエリアを選択するのは大事なことです。
②急な予定変更ができない
通学型の場合は、レッスン時間が固定であるケースがあるため、緊急事態発生時は授業を受けられない場合があります。
振替制度があるフランス語教室や自由予約制のスクールもあるので、受講の柔軟性について公式HPをチェックしておきましょう。
③積極的に発言できる機会が少ない
グループレッスンを選択する場合、自分の興味がないパートを取り扱ったり、時には、発言したくてもグループのテンポを優先されて言い淀んでしまうこともあります。
自分のペースや学習方法を壊されたくない方には、苦痛に感じるかもしれません。
もちろんマンツーマンレッスンもありますが、オンラインのように毎日受講することができないのでその点練習量の確保という意味では通学のデメリットと言えるでしょう。
オンラインのデメリット
①強制力が弱い
オンラインの場合、「時間と場所を問わない」=授業選択、時間配分、学習ペースを自己管理しないといけないということです。
能動的にすべてスケジュールの管理をする必要があるので、自分でスケジュールを立てるのが苦手な方、予定が立て込みがちなビジネスマンや主婦の方には不向きだと言えるでしょう。
②受けっぱなしになりがち
オンラインレッスンは手軽であるがゆえに、受講しっぱなしになりがちになる方も多くいます。
「この説明が分からない」、「会話練習をしたい」など明確な目標があれば、授業後に質問をすることでステップアップできますが、「何となく受けてみた」ではせっかく授業を受けても次の段階には進めません。
宿題や現状の課題などを出してくれるオンラインスクールもありますが、ほとんどは「自分次第」。
マイペースで進められるからこそ、小さな目標をコツコツクリアしていくことが重要です。
③継続しにくい
語学はある程度のレベルになるまでは、一定の時間が必要。
虎視眈々と次の目標に向かって、強いモチベーションを持ち、継続していくことが求められます。
オンラインの場合は、一緒にやる仲間も、手伝ってくれる学友もいないため、挫折しやすいというメリット言えます。
フランス語教室の通学・オンラインの受講料金比較
フランス語教室の通学・オンラインのメリット・デメリットをまとめてきましたが、ここでは受講料金相場を比較してみていきましょう。
オンライン | 1コマ30分500円〜1,500円 |
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通学 | 1コマ50分5,000円~8,000円 |
オンラインは1レッスンが25分〜30分と時間が短く、リーズナブルな料金で受講することができます。
通学は、オンラインよりは料金が高いですが、レッスン時間が長く、レッスン以外のサポート体制を整っているため、充実した学習環境で学びたい人向け。
料金・メリットありますが、「会話をメイン学びたい人はオンライン、4技能みっちり学びたい人は通学」がオススメです。
まとめ:学習目的に応じた受講スタイル選択を!
これまで各々のメリット・デメリット、相場料金をご紹介してきましたが、大切なのは自分の性格やライフスタイルに合った学習方法を確立させることです。
それぞれ向き不向きがあるので、どちらが自分に合うかしっかりと吟味しましょう。