英語だけでなくフランス語やスペイン語などの第2外国語学習が推奨されているなかで、フランス語を勉強したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
フランス語は世界共通語ランキングでは常にトップ10(2021年度は8位)にランクインするほど使用人口が多く需要は非常に高いのです。しかし、ゼロから独学で学ぶとなると必ず限界がきて具体的なアドバイスも得られず、せっかくの意欲が削がれてしまいます。
そこでこの記事ではフランス語を勉強したい人に向けて数多くあるフランス語教室のスクール選びのポイントをまとめました!
フランス語教室を選ぶ5つのポイント
フランス語教室を選ぶポイントとして次の5つが挙げられます。
- 通いやすさ
- レッスン形式
- 受講料金
- サポート内容
- 講師の質
スクール選びをする際には必ずチェックしておきたいポイントです!自分に合ったスクール選びが出来るように順にチェックしていきましょう!
①通いやすさ
始まってみないと分かりませんが、実際に通学する場合は交通の利便性も重要になります。
家から近い所や乗り換えが少ない所など、できるだけ手段が少ないスクールを選ぶとよりモチベーションが上がるはずです。
逆にいくら大手で授業の質が高くても、家から遠いと学習意欲が下がってしまうこともあるでしょう。入学する前に説明会や体験レッスンがあれば、事前に教室の雰囲気を掴んで疑問点は積極的に質問して自分との相性を考えてみると良いですね。
まずはアクセスしやすく最短距離で通える所を優先して考えると、電車やバスでのストレスが減って学習に集中できます。
②レッスン形式
スクールによって受講者の年齢層は異なりますが、CMやWEBメディアで紹介されているほとんどの大手フランス語教室は、1対1のプライベートレッスンと5~6名と少人数のグループレッスンという受講スタイルで提供しています。
ワンツーマンでネイティブ講師とじっくり学ぶか、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら共に学ぶかの明確な違いがあります。どちらもメリット・デメリットがありますが、ここは自分のライフスタイルを最優先に考えてから決めるといいでしょう。
例えば、学習時間が限られている社会人や学生は仕事帰り・学校帰りにグループレッスン、また出世などの意識が高い方はじっくりプライベートレッスンを受けるのも1つの手です。
もちろん他にも選択肢はありますが、スクールの公式ホームページや体験レッスン受講などをリサーチし充分考慮したうえで、自分に最適なプログラムを選びましょう。
レッスンは勉強だけではなく、講師や仲間とのコミュニケーションの場にもなるので、きっと人生を変えてくれる1つの分岐点になること間違いなしです。
③受講料金
スクール選びで授業の質の次に優先するべきは授業料です。
スクールによって多少の誤差はありますが、相場は1コマ5,000円~が目安で、フランス語に特化したところでは1コマ8,000円と少し割高になります。
授業形式は対面式とオンラインのパターンがあり微妙に差異はありますが、最低でも1コマ5,000円程かかると予想しておくべきです。たとえば週1で通う場合は月2万の出費になります。
投資をすることは自分を太らせて豊かにすることに繋がります。
全てひっくるめるとある程度大きな額になるので、決して無駄にしてはいけません。
有意義なものになるよう、出来る限り多くのスクールを見学し選択肢を増やしましょう。
ここで少し個人的な体験談をお話しします。
私は学生時代、全国的にCMも放映している大手スクールに入学金と授業料を含め13万円を投資しました。そのスクールはいわゆる「万能型」で、英語に限らずフランス語や中国語にも対応しており、学習カウンセラーも常駐している一見素晴らしい所でした。
しかしグループレッスンをいざ受講してみると、高校生からシニア層まで幅広い年齢層の方が受講しており、独特なグループの雰囲気に慣れるのに予想より多くの時間がかかりました。
授業前の雑談や騒ぎ声、また授業が始まった後の和やかな声がすぐに苦痛な音になり、意欲は徐々に薄まり学習への大きなストレスになっていきました。
グループでのレッスンに最後まで溶け込めず、結果スクールを半年足らずで退学することになりました。
私の最大の失敗は、1回見聞きするだけで得られる情報でスクール選びを決断したことです。
周りには意見やアドバイスを一切求めず、体験レッスンもなかったため「ここは私にとってプラスになる」と1人で偏った答えを出してしまったのです。
なので、入学する前にスクールの質を見ておくことは非常に重要です。
④サポート内容
ほとんどの大手フランス語教室はネイティブスピーカーやバイリンガル講師が多く在籍し、多種多様のバックグラウンドを持つ人たちがいます。
まずは体験レッスンで実際に話してみて、指導の分かりやすさや親しみやすさ、指導への熱意などを踏まえて自分との相性を確認しましょう。スクールによっては教えっぱなし・受けっぱなしなど講師と生徒の相互性が無いケースやもあるので、相性の検討はとても重要です。
また人から教えてもらうので必ず相性が合う・合わないがあるので自分の性格にピッタリな講師を選びましょう。
また、レッスン以外でも学習に関する相談ができる学習カウンセラーが常駐しているところもあります。心理学の専門資格を持っているのはレアなケースですが、気軽に悩み相談ができる環境かどうかを見極めるのも重要なポイントです。
親身になってくれる場合や逆にパンフレットなどを渡してやたらと入会を勧めてくる営業職が強い人もいるので、まずは1度足を運んでどんな人なのかをしっかりと吟味しましょう。
⑤講師の質
英語で「スラング」という単語があるように、フランス語でも地方によって異なる方言や俗語が存在します。特に特化スクールの場合はフランスの様々な地方や県出身のネイティブスピーカーが多いです。
指導の分かりやすさ、熱意、親しみやすさなどを考慮したうえで、様々なバックグラウンドや趣味を持つ講師とコミュニケーションをとると、授業以外でも充実した時間を過ごすことができます。また週1のレッスンでも毎回同じ講師が担当するとは限らないので、入会前のプログラム紹介パンフレットでしっかりと確認し、疑問点や不安要素があれば遠慮なく質問することが大切です。
講師は「教える」ことのプロフェッショナルなので、どんな小さい悩みでも質問してモヤモヤを解消することで、スムーズに次の学習に進むことができます。
まとめ:フランス語教室のスクール選びは慎重に!
いかがでしたでしょうか。
フランス語教室選びに失敗しないためにも複数のスクールをしっかり比較して入会を決めたいものですね!
スクールでは無料体験レッスンを実施しているのでまずは2〜3つぐらいに絞り込んで実際に体験レッスンに参加してみると良いでしょう!